【参考書】『合格る確率+場合の数』の紹介

参考書

今回は文英堂の『合格る確率+場合の数』(広瀬 和之 著)の紹介です。「場合の数・確率は何となく苦手….」「典型問題は何とかなるけど、少し難しくなるともうダメ」という人も多いはず。そんな方々に読んでもらいたい一冊ですので、今回はこちらの話をします。

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この本の対象となる人

  • これから大学受験の準備を始めたい人
  • 一通り場合の数・確率を学習したけど苦手な人
  • 入試の難問レベルの有名問題を学習したい人

となります。この本全体を学習するためには場合の数・確率の範囲のみならず、数Bの数列や数IIIの数列の極限を一通り学習していることが望ましいです。すべてと言わず、数Aの範囲だけ学習することも可能ですので、その場合は数Aの場合の数・確率だけ学習している状態でも大丈夫です。学力層としては河合塾の偏差値(数学)で、40~と言った感じでしょうか。最初の方の問題は典型問題ですが、後から他分野との融合問題を扱うので、そちらの問題は典型問題や有名問題であったとしても、難度が高いので上位層(偏差値(数学)60~)向けです。

どんな本なの?

見やすく効率よく学習できるようなレイアウト

本書の構成は、原則2ページの見開き構成となっていて読みやすいです。また、場合の数・確率の「原理・原則→典型手法→入試実践→融合問題」の流れで構成されているので、大学入試対策するうえで効率よく学習できように工夫されています。

例題の解説を通して考え方や解法が解説されていますが、説明はかなり詳しく書かれています。一部の問題集などで見られる「いきなり解答が始まる」や「途中計算が所々省略されている」などが少ないです。そして、図やイラストを多く載せることで手法を視覚化し、記憶に残りやすくしているのも特徴です。

教科書~入試難問レベルまでの難易度

本書に出てくる問題は、教科書の例題~入試難問レベルです。レベルが非常に広範なので、必ずしも全てに取り組む必要はないと思います。自分の志望する大学に合わせて、学習すると良いでしょう。

インプットとアウトプットのハイブリッド型

例題の解説(講義)を通して解法がインプットできるように書かれております。その後、学習した内容を確認するための類題が用意されています。こちらを解いてアウトプットし、解法を定着させるようにすると良いでしょう。また、問題を解いてからしばらく時間が経つとドンドン忘れてしまいますから、定期的に巻末の「視覚化一覧」「問題カード」を見るようにすると効果的かと思います。

個人的におススメな使い方

ステージ2までの内容を徹底的に理解する

本書では大きく分けて

  • ステージ1 原理原則編(17問)・・・教科書レベル
  • ステージ2 典型問題編(13問)・・・教科書レベル
  • ステージ3 入試実践編(36問)・・・入試基礎レベル
  • ステージ4 実践融合問題(35問)・・・入試標準レベル
  • ステージ5 超高難度有名問題(9問)・・・入試やや難・難レベル

の5つのステージに分けられております。

例題の解説を通じて解法を説明しているのですが、その際、方針や着眼点などが詳しく書いてあるのが特徴です。また、補足事項や参考事項も多いので、一題で色々なことが学べるようになっております。その分、ステージ3以降は段々と難しくなっていくので、場合の数・確率が苦手な人はステージ2までを繰り返し読み、解答が再現できるようになるまで徹底的に取り組むと良いと思います。ステージ2までがスラスラ出来るようになることでステージ3以降の理解&定着が早くなります。

テーマごとに取り組む

本書の9ページ目に「テーマグループリスト」というものがあります。これは収録されている例題をテーマごとにグルーピングしたものです。こちらを目印に学習することで同一テーマの理解が進み、効率的です。本書の構成通り、前から順々に学習を進めるのも良いですが、こういった使い方もアリかと思います。特に途中で挫折しそうな人は、テーマごとに攻略する方が、挫折しづらいと思いますので是非参考にしてください。

以上のことを踏まえてこの本に興味を持たれた方はぜひ一度本書を手に取ってみてください。

今回紹介した本は合格る確率+場合の数

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