学校再開後の学校生活で予想されること【高校生活】

学習全般

今回は学校が再開した後、どのようなことが予想されるのかに関して話をしたいと思います。なお、あくまで現時点で予想されることを述べますので、これらがすべて実現するとは限りませんのでご了承ください。

学校再開後はオンライン授業と対面授業の併用!?

対面授業にいきなり戻るのは難しい

学校再開に向けて動き出しているところも多いですが、いきなりこれまでのような学校生活に戻ることは不可能でしょう。しばらくの間は感染症対策を講じながらの学校生活を送らざるを得ないと思います。こういった観点で考えると完全に対面授業に戻すのは感染リスクを高める恐れがあり、対面授業に戻す方向に舵を切れない学校も出てくるでしょう。したがって、こちらの学校のようにオンライン授業と分散登校での対面授業を併用するところが増えてくると予想されます。また、生徒や保護者からもオンライン授業のメリットを享受したいとの要望も当然出てくるでしょうから、この推測はあながち間違いではないと考えております。

テストや模試の回数が減って、正確な実力判断が難しくなる!?

カリキュラム消化の優先が心配

長期化する学校休校の影響で学習の遅れが心配されています。しかし、私はこの学習の遅れという言葉に違和感を覚えます。そもそも平時であっても学習が遅れている生徒、学校は存在します授業も聞かず自主学習もしていない生徒などはその典型であり、日本史や世界史などは授業時間が足りず、全範囲の授業が終わらないまま受験をむかえるケースが多々あるのが現状です。

それ以上に心配なのは、授業時間が足りないためにカリキュラムの消化が優先され、本来なら行われていた小テスト・単元テスト・定期試験、そして学校の年間行事に組み込まれていた外部模試の実施回数が減らされてしまうのではないかということです。これによる弊害は、自分が今どの程度学習が定着しているのかを図る材料が無くなってしまうことです。

皆さんは何をもって「学習が遅れている」とか「学習が定着している」と判断しますか?判断の仕方は色々あるかもしれませんが、結局のところテスト・模試を受けて、その出来具合で判断していると思います。この部分は大きいと思います。

受験校・志望校の選択ミスに注意

模試の受験数が減れば志望校選びが難しくなる

学校の年間行事に組み込まれていた外部模試の減少が懸念されることは先に述べました。では個人受験をすれば良いのかというとそれも難しくなる可能性があります。というのも、学校の教室で受ける団体受験が少なくなれば、予備校側が用意した受験会場で受験をするわけです。するとその会場での3密が予想されます。となれば当然予備校側も一教室の受験者数を制限して受験させようとするので、すぐにキャパシティオーバーになり受験したくても受験できない恐れがあります。そうなると、受験校・志望校選びに必要な志望校判定もできず、受験校・志望校選びが難しくなると予想されますのでこれまでと少し異なる対策が必要になってくることでしょう。

結局のところ今できることをやるのが正解

ここまでで3つの予想をお話しました。不安を煽っただけとの批判もあるかもしれません。ですが、一つ言えるのは今後どうなるのかをコントロールすることはできません。コントロールできないことだからこそ、不安だということもあると思いますが、こんな時だからこそ今できることに集中して色々な状況に備えることが大切だと思います。

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